5.18自由公園
みなさんこんにちは^^
今回まで続いてきた光州民主化運動に関する
記事ですが...
今回でひとまず終わりです~
この夏に自分が見て聞いて感じたことを
ひたすらまとめた大学生の
戯言になってしまったにも関わらず、
読んでくださる方がいたみたいで...!!
嬉しかったです。
次回からはガラッと違う内容になりますが
そちらもよろしくお願いします^^
前回までの記事はこちら。
さて、私が住んでいた家の周りには
光州民主化運動に関する建物などが
たくさんあったのですが
そのうちの何か所か紹介しますね~
①旧全羅南道庁
ここは武装した市民が立てこもった拠点で、
この写真の噴水の周りに集まって大規模な
集会を開催していました。
5月27日夜明けには戒厳軍の武力鎮静に対抗し、
制圧された最後の抗戦地だそうです。
記念館の資料として展示されている
写真を見た方なら多分わかると思います。
あの写真です。
ちなみに映画「タクシー運転手」の中でも
この広場が登場しています。
ソン・ガンホ、トーマス・クレッチマンら出演!映画『タクシー運転手 ~約束は海を越えて~』予告編
この動画の46~47秒あたり。
これを見たら当時の様子が
わかりやすいと思います。
②5.18時計塔
この時計は午後5時18分には
「님을 위한 행진곡」という
曲が鳴り響きます。
これは1980年5月18日から5月27日の
状況を手繰り寄せながら
韓国の民主化のために犠牲になった方々を
追慕するものとしてあるようです。
実はこの時計塔、
一度違う場所に置かれていたんですが
もとの場所に戻そうということで
本来あったこの広場に移されたらしいのです。
この時計塔もあの当時の状況の中に
あった貴重なものですね...
③錦南路
この時計塔の後ろに伸びている
幅広めのこの道。
こここそがタクシー運転手がタクシーを
止めるなどして参加した大規模デモの現場。
毎年5月20日を「5.18民主運転手の日」として
当時の車両デモを再現する行事が行われています。
残念ながら私は見ることができなかった...
④尚武館
ここは来てすぐにあの小説を思い浮かべました。
「소년이 온다」
こちらが原書
こちらが日本語版
この小説で度々出てくるのがこの尚武館っていう
この建物なんです。
これです。
小説でも実際にも戒厳軍によって殺害された市民たちの
遺体安置所となっていました。
ここまでが私の家の周りにもあった
518関連の場所です。
そして今回のメインはこの話ではなく...!
5.18自由公園
ここの話がしたかったんです~~~!!
교보문고 行こうと思って降りた駅の近くに518自由公園があったからせっかくなので急遽行ってきた〜
— おすし (@yexoy685) 2018年8月16日
資料を見るだけより人形あるとよりリアルで1人で行くの勇気いった… pic.twitter.com/KY3GFXFkDO
私ここまでたくさん記念館やらなんやら
ほとんど一人で行ったんですよ。
(5.18民衆化運動記録館は先輩と^^)
この自由公園が一番入るの勇気いったわ...え
とりあえずこんな感じです。
公園の中にいくつかの建物があるので
順番にまわっていく式。
私は地下鉄で상무駅まで行って降りたんですけど
結構歩いたのでバス乗っても良かったかもと
後悔したのを覚えてます。
518バスでも行けますし
地下鉄なら金大中コンベンションセンターで降りたほうが
近いようです。
今回は写真メインでいきます。
それだけ展示が衝撃的でした...少なくとも私には...
戒厳軍に捕まるとこうやって乗せられていく...
軍服が戒厳軍です。縛られていたりするのが市民。
これが現実なんて...
何度この説明を見ても胸が痛くなります。
こんだけあちこちで資料を見たりしても
あまりに近くあまりに残虐で
いまだに信じることができない自分がいます。
部屋に入るとテーマごとに
たくさんの展示があります。
民衆化運動を扱った映画の紹介。
これですね。
タクシー運転手が参加した大規模デモ。
映画でもたびたび出てきた錦南路です。
最初の集団発砲が5月20日に光州駅で発生したときの写真。
こうやって取調べをしながら
市民はひどい拷問を受けていたそうです。
この人形は
人形だけど見るのが辛すぎました。
抗戦の前夜という幕。
ここは憲兵たちが日常生活をしていた場所の再現。
80年当時は臨時で尋問室、拷問室として使用していたとか。
この写真の奥のポスター。
「人体急所 殴ると死ぬ」
こんなポスターが存在するなんて
恐ろしいことですよね。
人がこれを見て人を殴りにかかるんですよ...
これは518関連の書籍。
先ほど紹介した小説も。
この方があのドイツ人記者の
ユルゲン・ヒンツペーターさん。
この方がいなければ光州民主化運動に関する
情報は政府によって隠されたままになってたかもしれない...
映画のコーナーもありました。
営倉と呼ばれていたものを再現。
一部政治軍人の政権弾圧に合い、
民主化運動に参与していた方々が拘禁されていた場所です。
強制連行された市民たちは暴徒という汚名を着せられ、
1個当たり150名もの人が監獄に収監されました。
ここは一人で行くのはちょっと勇気いります...
そして法廷。
5.18民主化運動に参与していた拘束者たちが
軍事裁判を受けた場所。
そして最後に公園の横の
自由館にもいってきました。
光州民主化運動の中での
戒厳軍の移動状況を表す地図。
戒厳軍の軍服。
捕まった人が着ていた服。
服って生々しさありますね...
以上で5.18自由公園のレポートは終わり。
そして今年の夏の518に関する記事は
ひとまず終わりです。
ここまでひたすら思い出しながらですが
5回にわたって518に関するブログを
あげてきました^^
一人でこんなにたくさんまわってたんだな~と
懐かしくもありました。
今回こうやって映画から始まり、
小説、ネットなどの情報、
そして実際に足を運ぶということをしてきたんですが、
たくさん学び感じつつも
まだまだ理解の浅さを感じました。
そしてさらに
韓国現代史についての興味がわきました。
中高と歴史は得意な方だったので
勉強はしていた方なんですが
改めて歴史に対する知識を入れたいなあと。
韓国に興味をもつ日本人だから余計に。
今だって某アイドルのTシャツを巡って
話題に上がってるし。
色々勉強したいことは
あるんだけど今後は韓国の歴史を
韓国語でもっと学びたいなと思いました。
今回はここまでです^^
長らくお付き合いいただき
ありがとうございました~~~!
おすし。
普段はこんなことばっかり考えてるよ
遅番なのに朝資料を渡さなきゃいけなくてだるいなぁと最初は思ったんだけどおかげで早起きして午前中に諸々の用事を終わらして欲しかった本やら文房具やら買ってコーヒー飲んで帰るっていう充実したので良かったのかもしれない。
— おすし (@yexoy685) 2018年11月8日
そういえば익선동に行った時このレトロな服を着てる子がいたんだけど可愛かったな…ロゼとジスも番組の衣装で着てて可愛かったんだけど最近の流行りなのか…私服じゃなくてレンタルなのかな? pic.twitter.com/5ZA9AZDL8k
— おすし (@yexoy685) 2018年11月9日
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광주에서 살고 있었던 시간이 이제 꿈같은 느낌이 들었네#광주 #데일리 #한국 #구도청